今回は、自作した道路・建物・信号機などのアセットを使い
Blender上で小規模な街並み背景を制作してみました。
最近は「単体モデルを作る」というより、
“街を構築するためのアセット群” を少しずつ増やしており
今回の背景もその流れの一部になります。
大規模都市作成に向けて、まずは「街角を成立させる」ことを意識して制作しています。
この記事は以下の動画をもとに作成しています
建物パーツから建物を作成
最初に、建物アセットからモデルを作る過程を紹介します
まずこのような建物アセットを作成しました
このパーツを組み合わせて建物を組んでいきます

建物アセットの詳細はこんな感じです

このアセットはBOOTHにて販売しています
よろしければ以下のリンクから⬇️

パーツを組んでいきます
またパーツは主に1.5、2、3mの長さを基準にしています
まずは列を作成し、1階部分を組んでいきます


1階部分ができたらコピーして2回にします、また一部をベランダに置き換えます


外階段を組合わせていきます
この階段パーツの作成は階高を合わせるのに少し苦戦しました


階段パーツも別売りしています
よろしければ以下のリンクから⬇️

床パーツもあるので並べていきます
各階の床と屋上の所を並べていきます

これで1種類目の建物ができました

ほかにも以下のような建物を組んでみました
※同じアセットを使用しています


まずは基準となる建物を配置
街の基準になる建物を配置します。

今回はカメラ視点をはじめの段階で決めており
- 画角や構図を大まかに決める
- 道路をどう繋げるか
- メインのモデルをどうするかなど
を先に決めながら進めました。
特に今回はサムネ用で作成しているのもあります

背景制作では、最初にカメラを設定して
カメラを見ながら作るほうがやりやすい場合があります
道路アセットを並べて街を構築
建物の位置が決まった後は、自作の道路アセットを配置していきます。

今回使用した道路アセットは modular 形式で制作しており、
- 直線
- カーブ
- 歩道
- 交差点
などを組み合わせながら街並みを構築できるようにしています。

ここでは交差点を組んでいます


この道路アセットも販売しています⬇️

道路と建物を追加していくと、一気に「街感」が出てくるので
この工程はかなり組んでいる感のあるところでもあります。
また、なるべく実寸に近いスケールを意識して制作しているため
後からアセットを追加しても違和感が出にくいようにしています。
建物を道路に沿って追加しています

信号機やガードレールを追加
交差点には信号機があるといいと思ったので
信号機モデルを配置していきます

- 信号機
- ガードレール
- 小物類
なども追加していきます。

特に信号機は、追加するだけでかなり日本の街っぽさが出るので
背景制作では結構重要なパーツだと感じています。
こんな感じの背景モデルになっています
また地面は平面にマテリアル系アドオンで着色しています

HDRIとSunライトで雰囲気作り
背景モデルがある程度完成した後は、ライティングを調整していきます。
今回は、
- HDRI
- Sunライト
を組み合わせて、少し写真風の雰囲気を意識してみました。
まず背景のHDRIより環境光を設定します

次にライトよりサンを設定し
疑似的に太陽光を作ります、また日差しの向きも調整します

設定後で結構変わります

背景制作では、モデルだけではなく、
- 光
- 空気感
- 影のコントラスト
でかなり印象が変わるため、ライティングはかなり重要だと感じています。
特に街系背景は、光の角度や強さなどで雰囲気が大きく変わるので
毎回試行錯誤しています。
最後にコンポジット調整

最後にコンポジットで、
- コントラスト
- 色味
- Bloom
- 雰囲気調整
などを加えています。
特にグレアとRGBカーブでかなり印象を変えられます

このコンポジットでよりリアル感を出すことができます

まとめ
今回の背景制作では、
- 自作アセットを使って街を組み立てる
- modular形式で街並みを拡張する
- 小規模でも“街感”を成立させる
ことを意識して軽く制作してみました。
最近は、単発の背景を作るというより、
「自作アセットのみで巨大都市を構築する」
方向を目標に、少しずつアセットを増やしています。
まだまだ途中段階ではありますが、今後は海外風・異世界風の建物アセットなども増やしながら、さらに街並みのバリエーションを広げていく予定です。
今回使用した各アセットについては、BOOTHでも公開しています。

